2025年12月23日、「政府高官の核保有発言に抗議する緊急声明」を発表しました

カテゴリ:原発問題,国際平和,声明,憲法・平和

政府高官の核保有発言に抗議する緊急声明

2025年12月23日

自  由  法  曹  団
団 長   黒 岩 哲 彦

 報道によれば、首相官邸の幹部が、12月18日、報道陣に対し、個人の見解としつつ、「日本は核兵器を保有すべきだ」との考えを示したことが明らかとなった。
 被爆80年の節目、自由法曹団は、日本国憲法9条の理念のもと、市民とともに連帯して、日本政府に対して、そして世界に対して、「核兵器も戦争もない世界」の実現を目指し、これに必要なあらゆることを訴えていくことを宣言し、2025年10月20日付で、「『核兵器も戦争もない世界』の実現を目指す決議」を発しているところである。上記のような政府高官の発言は、いかなる場面でなされたものであっても断じて容認できるものではない。
 自由法曹団は、政府高官による核保有発言に抗議するとともに、当該政府高官の罷免を求める。

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